前にVシネ四天王について書いてみたのであるが、
あれから色々考えてみたところ、四天王に入りそうな人達にはある共通点があったのである。
それは、
 やーさん役とは真逆の役でもうまくはまる
のである。

上の定義を検証してみよう。
まず、竹内力氏である。萬田銀次郎やカオルちゃんはやーさんではないが、近いものはあるのでやーさん役とする。それでも、それほど古くないもので
 RIKI
 釣りバカ日誌(河井康平)
 全開ガール(花村仁→園長先生)
等、やーさん以外でもかなりはまり役は多いのである。

次に哀川翔氏である。
語る必要はないと思うが、この人はやーさんより気のいいにーちゃん役の方がかなりはまるように思うのである。実際そういう作品の方が多いはず。
普通にバラエティにでても、ちゃんと溶込めているのである。

で、ここまでは前から思っていたのであるが、問題は
 小沢仁志氏
である。
時々バラエティにもでてくるようになったのであるが、基本怖いのである。
やーさん物以外でもかなり色々な役で出演されているが、やーさん役の真逆というのは見当たらなかったのである。

しかし、先日見つけてしまったのである。
 修羅の妻(おんな)たち 鉄砲玉の女
である。
何と気のいいサテンのマスター役なのである。ちょい役ではあるが、結構はまっているのである。

やはり四天王とよばれるぐらいの役者さんになると、大抵の役ができてしまうのだろうか?
できてしまうからこそ四天王なのであろう。